ポートランド旅行記 DAY6 最終日

最終日 雨

 


ウーバーにかなりお世話になった今回、なんで日本ではまだなのか不思議でたまらないくらいこっちでは普及していて、生活の一部になっている。

もちろん空港までもウーバーです。

 

 

空港内のpanda expressという中華ファストフード店で朝食、ああ、量多い。。

 

PDX空港に入っているお店は全てポートランドにゆかりのあるブランド、ショップのみ。nikeとかpendletenとかオレゴンなんちゃらとか

 

 

チェックインを済まして、ゲートに向かう。

国際線はたいていチケット購入するときに座席も指定する。購入するタイミングで座席を指定しなくても、出発の24時間前になると事前チェックインができるのでそこで座席を指定すればok。

でも今回の帰りの便、事前チェックインで座席を指定しようとしても出来なかった。その時はとりあえずはチェックインできたからと思って、なにも考えていなかった。

そして空港着いてからの荷物預けの時も座席は指定できず。

搭乗券にはassigned at gateとなっている。

 

なるほど、なるほど。

 

わかってきたぞ。

 

これははっきり言って良くない状況だ。

 

 

オーバーブッキングだ。

 

 

 

国際線では、航空会社がなるべく空席を作りたくないがために、キャンセルがある程度出るのを見越して座席の以上に予約を受け付けるのだ。

購入するときに座席を指定した人はその座席は約束されているからなにも問題はない。

問題なのはその時に座席を指定しなかった人、おれだ。

 

事前チェックインの時にはもう時すでに遅し。

 

余裕こいて旅の締めにエスプレッソなんて飲んでる場合じゃなかった。

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こういう状況になればどうするかというと、振替え便に乗ってくれるボランティアを募る。

そして今回まさにそういう状況になった。

 

自分ともう1人日本人の女の子。2人ボランティアが出れば我々は飛行機に乗れる。

今回のボランティアに協力してくれた報酬は2000ドル。

もう1人の女の子は前向きに自分がボランティアに協力することは検討しているようだが、乗りたい、間違いない。

 

自分はボランティアに協力すつもりはない。

I am not interesting だ。

 

 

でもこれでは飛行機は飛べない。

係りの人が俺に言う、「いま機内でボランティアを募っていますがだれもいないようであれば最悪deny(キャンセル)されて、2000ドルすら手に入らないかもしれません」

 

「。。。(まずい)」

 

と普段はstay relaxの僕が動揺している時に、改札の向こうが慌ただしくしてる。

 

ちょうど2人協力してくる人が現れたという、、!!

 

おーーー助かった。。。

 

協力してくれたのは白人の女性2人。

「thank you for your corporate 」と彼女たちに言った。

 

 

こんなに飛行機が乗れることが嬉しいと感じたことはな、、、あった。

 

 

 

去年ゼミ旅行のトランジットでモスクワにいたときだ。

あの時もrelaxとは正反対の状況にいた。

 

 

今回もかなりギリギリだった。なんとか搭乗してCAにもluckyboyとか言われたけど、もうまさにラッキーだった。

 

そして学んだ。

 

座席はしっかり確保しなければならないと。

 

今回の旅行記、飛行機の中で書きました。

 

時は金なりではない。

時は時だ。

 

他の物に変えられるものなんて何一つない。もうすぐこの飛行機は着陸する。

 

もしかしたらいまごろ自分はまだポートランドで彷徨っていたかもしれない。

 

後ろの女の子が徐々に高度を低くする飛行機の窓の向こうを見て言った。

 

「わあすごい!海。」

 

東京湾だよ。